糖尿病と血糖値 糖尿病と血糖値 糖尿病と血糖値
 

どうなったら糖尿病という?


 
糖尿病

基本的に糖尿病は、血糖をエネルギーにする過程の中で、必要とされるインスリンの不足が影響しています。 つまり、膵臓から分泌されるインスリンというホルモンが減少して、血糖が高くなっている状態であれば、糖尿病といえるでしょう。

 

現代の病気では、生活習慣病という有名な病気があります。生活習慣病は、高血圧であったり、悪性腫瘍であったりなど、現代の生活から引き起こされる病気の総称で、その一つに糖尿病があります。 糖尿病は、交通事故で突然起こるけがのようなものではなく、生活の中で徐々にその病気に傾いていくものです。

 

お仕事のお付き合いで暴飲暴食、あるいはアルコールの摂取、それから運動不足や睡眠不足などによって、生活が乱れていきます。 その結果、目には見えない内臓が障害されていき、膵臓から分泌されるインスリンの不足や腎臓の機能が低下していきます。 それでは、糖尿病であるという診断基準にどのようなものがあるのでしょうか。

 

一般的には尿検査を実施してから、糖負荷試験というテストを行い、血糖値の観察をします。糖負荷試験は、糖液を口から摂取して、 空腹時血糖値と2時間値の2つの値を観察していきます。その試験の結果、空腹時血糖が110mg/dl未満であれば正常であり、126mg/dl以上であれば糖尿病となります。 また2時間値の血糖が140mg/dl未満であれば正常であり、200mg/dl以上であれば糖尿病となります。

 

その他にも、糖尿病の診断には、 HbA1cという2か月間の血糖値を測定して判定していきます。各施設によって異なることもありますが、 HbA1cが5.8%以下で正常であり、 それを超えると糖尿病ということになります。

 

糖尿病になるということは、いくら糖尿病を治したいといっても完治することはできません。後悔先に立たずということわざがあるように、 生活において、今できる改善策を立てていきたいものですね。生活環境が豊かな現代社会だからこそ、ご自分を見つめながら、自己管理はしっかりとしていきましょう。

 

なお、糖尿病看護認定看護師資格をお持ちの方や、これから糖尿病看護認定看護師の資格取得を目的に就業される方は ハローワークナースで職場を探してみると、糖尿病関連の仕事につきやすいでしょう。

 


血糖値って?


血糖値と聞いたり、見たりすると医療用語のように難しく感じてしまうものです。 もちろん、医療用語には間違いないですが、理解するまでが面倒になってしまう方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。 しかしながら、血糖値という言葉を「血に含まれる糖の値」と解釈すれば、イメージできるかと思います。 そこで、血液の中に糖があるのかということを不思議に思われる方もいらっしゃると思いますが、実は血液には糖が存在しています。 なぜなら、血液の中の糖は、生きていくためのエネルギーになるからです。

 

たとえば、この文章を読まれている方は、脳を活用していらっしゃいますのでエネルギーを使っています。また呼吸をしているということだけでも、呼吸筋を動かしたり、 酸素を得るために口や鼻を動かすためにエネルギーを使っています。つまり、そのエネルギーの根源は、血糖にあるということですね。

血糖値は、血液の中にどのくらい糖があるのかということを数値として表したものになります。どのように血糖値を測定するのかというと、専用の針で指先などを穿刺して、 その少量の血液を専用の機械で読み取ります。血糖値を測定するために正しい方法で行うことは、とても大切なことですが、その値をどのようにとらえるかということも重要です。

 

血糖値

血糖値は値ですから、学校の試験のように80点や90点のように数値で表記されます。血糖はエネルギーになるということから、高ければ高いほどよいのかというと、決してそうではありません。 もちろん、血糖値が低ければ、エネルギーが作れない、血糖値が高ければエネルギーが作れる、ということは間違いではありません。血糖値が低ければ、エネルギーが作れませんので、 ぼんやりしたり、あくびが出たりします。血糖値が高ければ、血液の中が糖でドロドロになりますので、血管がつまってしまいます。

 

血糖値の値は、お腹がすいているとき、60〜110mg/dlの値であれば正常とされています。つまり、血糖値は低くもなく、高くもない状態がよい状態ということですね。