糖尿病と血糖値 糖尿病と血糖値 糖尿病と血糖値
 

糖尿病の合併症(眼)


 
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合併症(眼)

糖尿病の合併症は、大きく分けて3つに分類することができます。その中の1つに糖尿病性網膜症というものがあります。 網膜と聞くと、どこの膜かということになりますが、網膜は眼球の最も内側にある部分をさします。網膜はどのようなはたらきをしているのかというと、 視細胞が分布している部分でもあり、光の刺激を受けて、脳に伝える役割を担っています。

 

糖尿病から合併する眼の病変として、糖尿病性網膜症を挙げますが、なぜ糖代謝異常である糖尿病が眼に影響を及ぼすのでしょうか。 今回は、糖尿病と眼に関してのご説明をさせて頂きたいと思います。まずは糖尿病とは、どのような病気なのかを理解していく必要があります。 糖尿病は、1型と2型がありますが、どちらもインスリンの分泌が障害されています。つまり、血液の中の糖、いわゆる血糖が細胞の中に引き込めず、 エネルギーとして活用できない状態にあります。したがって、血管の中に流れている血液はドロドロとなり、血流が悪くなります。 太い血管では血流を確保できますが、細い血管ではいかがでしょうか。ドロドロとした血液は、細い血管に栄養を届けることができません。

 

それでは、なぜ糖尿病は目に関係するのか、本題に戻りたいと思います。今、この文章を読まれている眼を鏡でご覧になってみましょう。 一見、眼を見ると白い眼球に黒い瞳孔が確認できると思いますが、白い部分をよく見てみると、細かな赤い血管があることがわかるでしょう。 もちろん、その血管は視覚的な情報を脳に伝える網膜につながっています。さて、ドロドロの血液を思い出してみましょう。 果たして、眼球に見られる細かな血管まで栄養を運ぶことはできるでしょうか。そして、網膜まで血液を送り届けることができるでしょうか。

 

糖尿病に合併する眼の病変は、もうおわかりですよね。つまり、糖尿病を発症して、糖尿病性網膜症に合併した場合、網膜のはたらきが失われるということですから、 自ずと失明ということが挙げられるでしょう。