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糖尿病の合併症(神経)


 
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合併症(神経)

糖尿病の合併症は、大きく3つに分類することができます。その中の1つに糖尿病性神障害症というものがあります。
神経障害とは、糖尿病の合併症の場合、主に末梢神経の障害とされています。末梢とは、先端と言葉に置き換えるとわかりやすいでしょう。 いわば、駅で表すと終点といったものにあたります。そこで、糖尿病に合併する神経の病変ですが、なぜ糖尿病で神経に病変が生じてしまうのでしょうか。 今回は、糖尿病と神経に関してのご説明をさせて頂きたいと思います。

 

まずは末梢神経について、ご説明していきます。人間の神経には、中枢神経と末梢神経がありますが、簡単に表すと中枢神経が飛行機、 末梢神経が電車といったようなものです。アクセスする上で飛行機も電車も、とても大切な機関ですので、もちろん、中枢神経も末梢神経も重要だということですね。 しかしながら、地球規模で考えるとなると、電車で国外に進出するのは不可能ですので、やはりアクセスの本幹は飛行機、つまり中枢神経になるということです。 ただし、飛行機で到着してもその場所に行くためには電車、つまり末梢神経を活用しなくてはなりません。

 

そこで、糖尿病と神経病変の本題に入りますが、まずは糖尿病という病気を振り返る必要があります。糖尿病の方は、血液の中の糖、いわゆる血糖が細胞の中に引き込めず、 エネルギーとして活用できないために、血管の中に流れている血液はドロドロな状態です。中枢神経には人間の真ん中に位置している神経ですので、 太い血管に関与している場所が多いです。しかしながら、末梢神経はいかがでしょうか。末梢は先端ですから、指先や足先の神経、つまり細い血管が関与している場所が多いのです。 つまり、細い血管にドロドロの血液が流れ込むことによって、先端まで血液を送ることが難しくなってしまうために、 細い血管に関与している神経に栄養がいかずに障害が生じてしまうということですね。

 

そのため、手足にしびれを感じたり、あるいは、ほとんど痛みも温度も感じず、気がつくと出血していた、やけどをしていたなどのお話も、臨床現場では頻繁に聞かれます。